全国日本経済学会と吉林大学東北アジア研究院、中国社会学院日本研究所の共催による「全国日本経済学会2015年年次総会と学術シンポジウム」は中国東北部の吉林省長春市で開かれました。

　会議は「『一帯一路（シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード）』戦略構想と日本の要素」をテーマに、参加者たちは『一帯一路』の戦略構想での中日経済、貿易投資枠組みの変化、およびアジア地域協力の新しい趨勢について討議しました。

　全国日本経済学会の常務副会長でもある中国社会科学院日本研究所の李薇研究員、吉林大学共産党委員会の副書記でもある劉暁民教授は開会の挨拶を述べました。全国日本経済学会の副会長で、国務院発展研究センター対外経済研究部の部長でもある趙晋平研究員、吉林大学東北アジア研究院の李玉潭教授は「一帯一路地域協力における日本の機会」、「戦後日本の高度経済成長期終了後の安定的な成長と構造調整」をめぐってそれぞれ基調報告を行いました。日本大使館経済担当の高見博公使は「日本経済の現状と今後の課題」をテーマとする特別講演を行いました。

　会議に参加した代表100人あまりが『一帯一路』戦略構想と日本の要素、中日の経済関係、日本経済総合、日本の産業と企業などホットな話題をめぐって話し合いました。（殷、kokusei）