海賊対策のためにアデン湾やソマリア沖に派遣されていた中国海軍第20次護衛艦隊は、現地時間23日午前10時に第21次護衛艦隊との引き継ぎを終え、アデン湾を離れ、諸外国への訪問に向かいました。海軍護衛艦が4ヶ月にわたる護衛活動を終え、直接帰国せずに外国訪問へ向かうのは初めてとなります。

　艦隊はこの先、インド洋から大西洋、太平洋、地中海、バルト海、カリブ海を経由し、3万海里を5ヶ月にわたり航海し、スーダンやエジプト、デンマーク、フィンランド、スウェーデン、ポーランド、ポルトガル、アメリカ、キューバ、メキシコ、オーストラリア、東ティモール、インドネシアなどの国を訪問する予定です。（閣、小山）