中国人民解放軍軍事科学院とロシア連邦軍参謀本部軍事アカデミーの共同主催による世界反ファシズム戦争および中国人民抗日戦争勝利70周年を記念する学術シンポジウムが18日、北京で開かれました。両国軍および中国各地の科学研究を担当する大学の専門家や学者ら100人あまりが「世界反ファシズム戦争と中国戦争区域」というテーマをめぐって討論し、重要な研究結果を収めました。

　シンポジウムに参加した代表らは異なった角度から世界反ファシズム戦争における中ロ両国の地位と役割を説明し、当時中ソ両国の国民が協力してファシズム勢力に抵抗した戦闘の歴史を振り返ったうえで、両国が反ファシズム戦争の勝利という成果を維持し、世界の平和と発展を推進するという決意を明らかにしました。

　このシンポジウムは「2015年に世界反ファシズム戦争および中国人民抗日戦争勝利70周年を記念するイベントを共同主催する」とした両国首脳の合意に基づき行われました。（殷、小山）