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アメリカ国防総省は17日、「偵察」や「特定の目標の掃討」のため、海外でのドローン(無人機)の利用を今後4年以内に大幅に増やすことを明らかにしました。一方、アメリカのドローン利用はこれまでも世界各国から非難されています。
アメリカ国防総省の報道官が明らかにしたところによりますと、アメリカは2019年にはドローンの飛行数を現在の1日60回前後から90回に増やすということです。ドローンの飛行数を大幅に増やすのは2011年以降初になります。
アメリカ政府は従来、ドローンによる「特定の目標の掃討」による死傷者数についてはコメントしていないため、一般人の死傷状況は明らかにされていません。ですが、ロンドンに本部を置く調査機関がメディアの報道をまとめて明らかにしたところによりますと、過去10数年でアメリカ軍のドローン攻撃により死亡した人数はパキスタンだけで、児童172人から207人を含む423人から962人に達しているということです。(Mou)
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