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中国外務省、安倍談話に「誠意ある謝罪を」

2015-08-15 10:03:19     cri    

 中国外務省の華春瑩報道官は14日、日本の安倍晋三首相が発表した戦後70年談話について、記者からの質問に答え、「日本はその軍国主義侵略戦争の性質と戦争責任について明確に説明し、被害国の人々に誠意ある謝罪をすべきだ」としました。

 8月14日、日本の安倍首相が戦後70年首相談話を発表したが、中国はこれをどう評価するか?という質問に対して、華報道官は「中国は日本の指導者の談話に注目している。中国外務省の張業遂次官は、すでに日本の木寺昌人駐中国大使に中国側の厳正な立場を表明した」と述べました。その上で、「日本軍国主義が発動した侵略戦争は、中国とアジアの被害国の人々に深刻な災いをもたらした。こうした過去の歴史を正確に認識し、歴史を銘記し、正義を守って行くことが、日本がアジアの隣国と関係を改善するうえで重要な基礎であり、未来を切り開く前提だ」と強調しました。

 華報道官はまた、「国際社会が共に第2次世界大戦勝利70周年を記念する今日、日本はその軍国主義侵略戦争の性質と戦争責任について明確な説明を行い、被害国の人々に誠意ある謝罪を行うべきだ。軍国主義侵略の歴史ときっぱりと決別し、こうした重大な原則においていかなるごまかしも行ってはならない」としました。

 華報道官はさらに、「歴史問題は中日関係の政治的基礎と中国人民の感情に関わる問題だ。中国は一貫して『歴史を鑑に未来に向かう』と主張してきた。歴史を正視してこそ、未来が切り開かれる。中国は日本側が中日国交正常化以来、中国に示してきた厳粛なる姿勢と約束を固く守り、侵略の歴史を正視し深く反省することを促す。そして、平和的発展の道を堅持し、実際の行動でアジアの隣国と国際社会の信頼を得るよう促す」と話しました。(ooeiei、keiko)

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