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中国とイギリス、戦略対話を開催

2015-08-14 10:34:28     cri    

 中国とイギリス両政府は13日北京で、両国の外交上の問題を協議する戦略対話を開きました。楊潔チ国務委員(外交担当)とイギリスのハモンド外相が参加しました。10月に予定される習近平国家主席のイギリスへの公式訪問について協議したとみられます。

 2014年、中国とイギリスの貨物取引総額は前年比15.3%増の800億ドルを超え、中国にとってイギリスは、オランダを抜き欧州連合(EU)における第2の貿易パートナーとなりました。

 中国国際問題研究院欧州所の崔洪健所長は、「中国とイギリスの経済は強い相互補完性がある。イギリスはサービス業や金融、貿易などの面で比較的強い優位性を持っている。一方、産業の構造転換とグレードアップを迫られる中国にとっては、これらの分野の発展を推し進める必要がある」と述べました。

 中英間の協力について、ハモンド外相はまず12日、北京大学で講演した際「イギリスは中国と共に21世紀に向けたグローバルなパートナー関係の発展に取り組む」とし、イラン核問題やエボラ出血熱対策など国際問題における両国の協力事例に言及しました。

 また、13日の戦略対話が終わった後の記者会見で同外相は、気候変動やテロリズムなどホットな国際問題の解決を中国と共に促すことに期待を寄せると共に、中国が提唱するアジアインフラ投資銀行(AIIB)や、「一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロードの構築)」、第三国市場での生産能力協力などに対して、前向きな姿勢を示しました。(ZHL、小山)国際・交流へ

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