日本の新聞社や放送局の元記者ら51人で作った団体は11日、5人の元首相の安倍首相への提言を公表し、安倍首相が国民を無視し、日本の立憲主義を破壊したと非難し、安保法案を直ちに撤廃するよう求めました。

　この5人は、細川護熙、羽田孜、村山富市、鳩山由紀夫、菅直人らの諸氏です。

　これら5人は安保法案に反対しています。細川元首相は「安倍政権が憲法解釈の修正により集団的自衛権の行使を容認するやり方は『立憲主義』への畏敬の念に乏しいものだ」とし、撤廃を求めました。村山元首相は「人数が多いことを利用して法案を強行採択したことは国民を軽蔑する態度で、許すことができない」と強調しました。（Mou）