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　地下にある世界最大規模の高速鉄道駅舎となる天津于家堡駅舎がこのほど完成し、今月中にも運用が開始されます。于家堡駅は北京-天津高速鉄道の延長線や天津浜海新区など多くの鉄道と交通の中枢となります。北京から浜海新区までの区間も、わずか45分で結ばれるということです。

　この駅舎の総面積は27万平方メートルで、最深部は地下65メートル。建物の90%は地下にあります。ドーム型の天井は、鉄骨構造と膜構造を結合し、採光性と安全性を兼ね備えています。雨と風によって外側を洗浄できるほか、気温や湿度の変化に伴い、コンピューターで空気を充填したり、放出したりできるということです。

　北京、天津、河北の一体化計画と天津自由貿易区の位置づけによって、今後、この周辺は国内外の金融、保険、証券、多国籍企業が集まる金融エリアになる見込みです。（ヒガシ）暮らし・経済へ