イラク北部のクルド人自治区の指導者バルザーニ氏は1日、声明を発表し「地元住民に戦争の被害を受けさせないため、トルコの武装組織『クルド労働者党』はクルド人自治区から撤退すべきだ。『クルド労働者党』とトルコ政府との和平交渉プロセスを回復するよう」呼びかけました。

　報道によりますと、トルコの戦闘機は当日、イラク北部の山間部にある複数の村を空爆しました。この空爆で、地元住民8人とクルド労働者党の武装メンバーが死亡し、10人が負傷しました。空爆を受けた村のほとんどはイラククルド人自治区の主要都市アルビールの東部にあります。

　武装組織『クルド労働者党』はこのほど、トルコ東南部地域で多くの襲撃事件を引き起こしました。トルコ軍側も戦闘機を繰り出しイラク北部にある『クルド労働者党』の駐屯地を空爆したということです。（殷、kokusei）