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「抗戦古新聞収蔵展」が北京で開幕

2015-07-31 13:43:53     cri    

 抗日戦争中に発行された新聞を展示する「抗戦古新聞収蔵展」が30日、北京の民族文化宮で始まりました。

 古新聞コレクションの愛好者代表、朱軍華さんは開幕式で同展について、「歴史を銘記し、烈士を偲び、平和の大切さを伝え、未来を切り開いていくためだ」と強調しました。

 展示の中には、最も早く「九・一八事変」を報じた、1931年9月20日午後7時発行の「庸報」の号外や、早い時期に「盧溝橋事変」を報じた新聞の一つ、中国共産党が創設した「犠牲救国」などがあります。

一部の古新聞は旧日本軍の侵略行為を記しています。1945年9月21日付「大公報」の第2ページに、「日本の『毎日新聞』、日本軍が南京で犯した暴行を認め」と題する記事が掲載されていて、日本の新聞が日本国内で国民たちに『日本軍が起こした南京大虐殺』を伝えたことを記していました。また、1946年2月17日付「大公報」には「南京大虐殺の初期調査が終了、惨めに死亡した同胞が約30万人」と題する記事が掲載されています。記事の中では「統計によると、日本軍が南京で虐殺した人数は29万5884人である」とされています。国内の新聞が南京大虐殺の人数を公開したのはこれで初めてでした。

 展示は「日本の中国侵略~重い罪悪」、「中国共産党の抗戦~中流の砥柱」、「日本の投降~正義の審判」、「国の恥を忘れないで~平和を大切にしよう」の4つの部分からなっています。古新聞約300部と雑誌約200本で、1931年「九・一八事変」から、日本が無条件で投降するまでの14年間の歴史を記録しています。(藍、山下)

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