国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は29日、「最近の中国の市場の変動は、特別引き出し権(SDR)の構成通貨に人民元を組み入れるかどうかの検討には影響しない」との見方を示しました。
ラガルド理事は記者会見で、「中国経済は市場の変動に耐えられる弾力性がある」と述べました。また、「今年の中国の経済成長率は6.8%と予想される。これは中国が自主的にコントロールした結果だ。成長ペースの減速はコントロール可能だ」と指摘しました。
さらに、ラガルド氏は「中国は金融市場の改革を進めているところだ。改革の決意は、SDR通貨への人民元採用にプラスになる」と述べました。(鵬、Keiko)
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