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駐アメリカ中国大使館の崔天凱大使は現地時間28日、ワシントンで南海問題に対し「アメリカは、公正に見せかけた虚偽の二重基準による発言を止め、誠意を持って中国と共に、太平洋がその名の通り平和な海になるよう努めるべきだ」と述べました。
アメリカのダニエル・ラッセル国務次官補は、先日行った演説で南海問題に対し、各方面が南海における埋め立て、新たな施設の建設、既存施設の軍事化を止める「3つの停止」を提案するとともに「中国とフィリピンは仲裁を通じてこそ南海問題を解決できる」と発言しました。
崔大使は28日取材を受け、アメリカ側のいわゆる「提案」に対し、「アメリカがまずやるべきことは扇動的な発言を止め、公正に見せかけた虚偽の二重基準による言論を慎み、更には南海における軍事配備の強化や偵察機の飛行などを止めることだ」と指摘しました。
崔大使はまた、フィリピンが提起した南海仲裁案に対しては「中国は国連海洋法条約を批准したが、いわゆる国際仲裁などを排除することを含む一部の内容を批准時に留保した。これは、締約国である中国の権利である」と述べました。
アメリカの「ニューヨークタイムズ」は同日、駐アメリカ中国大使館の朱海権報道官の南海問題に関する立場の文書を掲載しました。(劉叡、小山)
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