世界ユキヒョウフォーラムは22日、中国西北部青海省の玉樹で行われました。中国は世界最大のユキヒョウ(Panthera uncia、雪豹)分布国で、世界ユキヒョウ生息地の60%を占め、その数は2000~2500頭ほどいると推測されています。
北京大学自然保護と社会発展研究センターは2009年から青海省三江源地域でユキヒョウの研究保護活動を行い始めています。責任者の呂植氏は、「青海省のユキヒョウの潜在生息地は広く、その数は約1000頭ほどいる」と紹介しました。
中国科学院新疆生態・地理研究所の馬鳴研究員は、「新疆には約1200頭のユキヒョウがいる」としています。
このほか、四川省貢嘎山(ミニヤコンカ)国家自然保護区とチョモランマ自然保護区などでもユキヒョウの生息が確認されましたが、その数の統計は大変難しいとされています。(白、kokusei)暮らし・経済へ
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