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専門家「ポツダム宣言を守るのは、平和維持者らの責任と使命」

2015-07-23 20:56:16     cri    

 今年は「ポツダム宣言」発表70周年にあたります。中国国家報道弁公室は23日の記者会見で、ポツダム宣言の背景や内容、意義などを紹介し記者の質問に答えました。

 1945年7月26日、中国、アメリカ、イギリス3ヵ国は「ポツダム宣言」を共同で発表し、日本の無条件投降を促しました。これは戦後の国際秩序を定めた重要な文書とされています。

 中国社会科学院国際法研究所の趙建文研究員は、「ポツダム宣言は戦後の国際秩序の樹立に法律の基礎を築いた。日本など敗戦国への取り扱いかたを明確に提出し、日本の戦争権を制限したことや戦犯を処理する問題などが、中日関係を築く基礎のうち立てやアジアひいては世界の平和維持に重要な意義がある」と指摘しました。

 「日本政府は新たな安全保障関連法案を採択し、ポツダム宣言で定めた約束を突破しようと企んでいる」という記者の質問に対して、中国社会科学研究所の呂耀東研究員は、「軍国主義を永遠に排除し、平和を求める政府を建てる のが、ポツダム宣言の重要な内容の一つであり、日本の平和憲法に盛り込まれた。『ポツダム宣言』は反ファシズム戦争勝利の重要な成果として、中国人民を含む世界各国人民が命などを犠牲にして勝ち取ったものである。『ポツダム宣言』を守ることは、反ファシズム戦争のために貢献したすべての人々への尊敬であり、記念でもあり、また歴史がすべての平和維持者に与えた責任と使命でもある」と強調しました。(藍、kokusei)

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