中国商務省の高燕次官は、20日、中国貿易促進会と日本貿易振興機構（ジェトロ）共催の対日投資ビジネスフォーラムで「中国の対外投資ランキングでは日本への投資は34位であるが、日本の外資利用ランキングでは中国が7位となっており、中国企業の日本への投資の規模が、日本企業の中国への投資規模に比べて遥かに低いことが分かる。中国企業の日本への投資レベルは上がる余地があり、日本への投資はポテンシャルが高いことも意味している」と述べました。

　高次官は「今年上半期の中国から日本への非金融類の直接投資は9833万ドルに上った。業種別でみれば、日本への投資は製造業から金融サービス業、通信、ソフトウェア、インターネットなどのハイテク分野にシフトしている。また、企業別でみれば、国有企業のほか、中国の民間企業や合弁会社もある」と中国の対日投資の現状を説明しました。（任春生、小山）暮らし・経済へ