「国連70年、使命と責任、未来」をテーマとする国際シンポジウムが20日、北京で開かれました。中国外務省の李保東次官はその席上、グローバル化時代について4つの見方を説明し、「新しい情勢の下で、国際社会は国連の精神と理念を伝承し、多国間主義の道を断固として歩み、国連の役割を引き続き強化していくべきだ」と述べました。
李次官は、開幕式でグローバル化時代について、次の4つの見方を説明しました。
第一、民主と平等を維持すること。国際活動では、独断や大国間の共同管理を行ってはならない。
第二、公平と法治を守ること。国際法の解釈と適用に二重の基準を設けてはならない。
第三、開放と包容を続けること。千篇一律を強引に求めることは、文明の衝突と対抗しかもたらさない。
第四、協力と共栄を堅持すること。世界各国がともに課題に挑み共栄し、チャンスを共有する。
今回の国際シンポジウムは、中国国連協会、中国人民外交学会の共催で開かれました。中国、ロシア、アメリカ、韓国、スリランカなどから100名以上の著名な学者や専門家、中国駐在外国大使館の外交官、中国駐在の国連関係者らも出席しました。(任春生、小山)
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