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　李克強首相の主宰で国務院常務会議が15日開かれました。この会議では輸出入の安定した成長を促進する措置が確認されました。

　会議は、「対外貿易の利便性拡大の推進や、輸出入の安定した成長を促し、国際競争において新しい位置を占められるようにしていかなければならない」と指摘しました。その上で、

　1、通関効率を向上させ、全国の通関一体化を推進する。輸出戻し税の手続きを加速させる。

　2、プライムレートによる輸入信用貸付の範囲拡大や、先進技術、設備、部品および国内需要の多い部品の輸入を増やすことで、国内産業のグレードアップを計る。

　3、人民元レートを合理的に保ち、越境貿易の人民元建て貿易決済の利便性を拡大し、中小企業と新興市場の開拓を支援していく。

　4、外貨準備の委託融資規模と範囲を拡大し、国内企業の海外での人民元債務融資を緩和していく。

　5、輸出入における手数料、税金などを整備していく。

　6、越境電子商取引と対外貿易総合サービス業の発展を積極的に進めていくという6つの方面からの措置を確認しました。（玉華、keiko） 　暮らし・経済へ