ウィーンで行われているイラン核問題の包括的合意を目指す最終協議に出席している中国の王毅外相は6日午後、イギリスのハモンド外相と会談しました。双方は両国関係やイラン核問題の協議について意見を交わしました。
ハモンド外相は「イギリスは習近平主席の訪問を切に期待している。訪問は両国関係の発展に重大で深い影響を及ぼすと信じている。」と話しました。
一方、王外相は「中国はイギリスと密に協力し、歴史的な訪問が順調に行なわれるよう準備していきたい。イラン核問題をめぐる全面協議は最終段階に入った。すでに得た成果を大事にしなければならない。イランと国連安全保障理事会の常任理事国(米英仏中露)にドイツを加えた6カ国は顔を合わせながら進み、決断を下し、期限通りの合意を促していく。」と明らかにしました。
ハモンド外相は「関係国は今回のチャンスを逃すことなく問題を解決し、協議を成功裏に終えるべきだ。」としました。(殷、高橋敬)
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