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米国防省がこのほど発表した最新の『国家軍事戦略』と言う報告で中国脅威論を誇張宣伝したことに対し、中国外務省の華春瑩報道官は3日の定例記者会見で「米国は冷戦思考を捨て、中国の戦略的思考を正しく見るべきだ」と述べました。
この日の記者会見で、米国の『国家軍事戦略』という報告で中国の台頭に歓迎の意を表し、中国との実務的軍事関係の推進に引き続き力を入れていく考えを示したと同時に、中国の南海島嶼での埋め立てによって、アジア太平洋の緊迫した情勢がさらに深刻化されるだろうとし、米国とその他の大国との間で戦争がおきるリスクが低いが増えて来ているとしています。これについて、中国はどう思うかという記者の質問に対して、華報道官は「米国がこともあろうに中国脅威論を誇張宣伝している。われわれは米国のこうしたやり方に不満を示し反対する。中国は何回にも南海島嶼での埋め立てに関する原則的な立場を明らかにした」と述べ、「米国は冷戦思考を捨て、中国の戦略的思考を正しく見るべきだ。米国は中国と向かい合って歩き、両国首脳が達成した共通認識に従い、衝突せず対抗しない、相互尊重、ウィンウィンの協力の精神に則って、中米の新型大国関係を引き続き構築していくべきだ。これは米国の利益にも合致するものだ」と語りました。(ヒガシ)
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