海外事業者が中国語を必死に勉強中 支付宝が常用50フレーズを紹介

2018-08-10 11:16  CRI

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 海外旅行に出かける中国人がますます増加しており、一人でも多くの中国人観光客を呼び込もうと、世界中が「中国語学習」モードに入っている。今月9日、第三者決済サービス・支付宝(アリペイ)は微博(ウェイボー)公式アカウントで、海外事業者のために「走過路過不要錯過(このチャンスを逃さないで)」、「有熱水(お湯あります)」、「来都来了(せっかく来たんだから)」、「能退税(税金払い戻し可能です)」といったサービス業向けの中国語50フレーズを紹介した「藍宝書」をまとめたことを発表した。参考消息網が報じた。

 「藍宝書」には、四級、六級、八級の中国語が紹介されており、中国語のフレーズの後ろに英語訳が付けられているほか、中国語にはローマ字表記のピンインもつけられている。そして、事業者と中国人客が基本的な交流ができるような内容が網羅されている。

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 「ニーハオ(こんにちは)」から「謝謝(ありがとう)」、「支付宝」といった簡単な単語は4級、「小姐姐好看顯瘦、特別白(お姉さん、スマートに色白に見えてとてもお似合いですよ)」などのフレーズが6級だ。8級のフレーズには、漢詩だけでなく、割引換算といった内容も含まれており、8級のフレーズをマスターすれば、中国人観光客とスムーズにコミュニケーションをとることができるとしている。

 近年、海外旅行に出かける観光客数において、中国はトップの座を常にキープしており、日本に旅行に訪れる中国人観光客の年間総数は日本の総人口の6%に相当するほどだ。国連世界観光機関(UNWTO)が発表している報告によると、2017年、中国人観光客の海外における消費額は2580億ドル(約28兆6380億円)に達した。

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 世界各国は、購買力旺盛な中国人観光客の「争奪戦」を繰り広げている。海外事業者の多くは、中国人向けのサービスや支付宝を導入してるほか、中国人観光客とコミュニケーションが取れるようにと、中国語学習ブームが起きている。多くの事業者は「藍宝書」をすでに手にして、勉強を始めているだけでなく、その発音を忘れないように、中国語の上に英語で読み方をつけたりしているという。

 英国のある事業者は、「中国語を話せる従業員がいる店は、中国人観光客がたくさん来るけど、中国語はとても難しい。でも、今は『藍宝書』があるので、とても便利!この本で紹介されているフレーズさえ覚えておけば、問題ない!」と喜びの声を上げている。人民網日本語版」より

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马玥