beibiao201610
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浜田祐一さん、山口県出身。2013年から家族帯同で北京に赴任。社内では特許関係の仕事に携わり、アフリカ・ガーナとオーストラリア・シドニーに続き、今回は3回目の海外駐在となります。12年前、移動時間の暇つぶしにとルービックキューブを手に飛行機に乗り込んだ浜田さん。以来、その小さな空間に詰まった魔法のような魅力に引かれ、ルービックキューブの世界にすっかりはまってしまいました。ルービックキューブの魅力といえば、「誰でも知っている。でも完成できない」という高い認知度がありながら神秘感もあり、6面をそろえた瞬間の達成感、満足感が味わえることだと言います。老若男女だれでも楽しめることから、子どもと一緒遊ぶことにより、家族団らんのひと時も作れます。
日本にいた頃から初対面の人との緊張感をほぐすための手段として、皆でルービックキューブなどのパズルキューブ(以下、キューブ)の魅力を楽しめたらという思いから、浜田さんはくるくる会(酷酷会)を発足させました。北京に赴任後も、このくるくる会を継続して開催しています。インターネットから参加者を募集し、レストランや会議室などでじっくりとキューブと向き合い1時間ほどを過ごします。これまで44回開催し、220人以上が参加しました。参加者はほとんどがキューブの初心者でお互い見知らぬ人ばかり。黙々と手を動かすなかで、言葉を超えた何かが生まれ、言葉を交わさなくても、いつの間にか和やかな雰囲気になるのです。この毎回の集いの様子を浜田さんはくるくる会のHPに掲載しています。
そして今年の秋、くるくる会は北京日本倶楽部の秋まつりに初出展、ステージではパフォーマンスも披露しました。屋外でどんなパフォーマンスを見せてくれたでしょうか?
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