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丸山巌さんに聞く(上)~戦後70年目の中国東北の旅

2015-08-18 19:14:30     cri    


聞き手:王小燕

 7月14日放送の「燃える夏 チャリ爺が行く中国東北の旅」の続編です。戦後70年に際し、手作りの中国東北の旅を企画した丸山巌(80歳)さんに話を伺います。

 ハルビンから葫蘆島まで、970キロをチャリンコで完走する計画でした。ところが、初日からハプニング続出。3年前の2000キロ余りのチャリ旅では、1回もパンクしなかった自転車が、今回は旅の初日、この日の目的地まで残り10キロのところでパンクしてしまいました。しかし、転んでもただでは起きません。ハプニングが起きても、それを跳ね返し思いっきり現地の人々と触れ合おう、というのが巌さんの主義です。

 「東北の地には仏がいっぱいいる」と思い出し、にこにこしながらエピソードを語ってくれる巌さん。

 生まれ故郷のハルビンから、引き上げた港である葫蘆島までの道中、一体どのような思いに浸り、どのような人たちと出会い交流したのでしょうか。

 インタビューの1回目は、とりあえずハルビンから長春の手前までの見聞を中心に、お話を聞きました。

【プロフィール】

丸山巌(まるやま いわお)さん

 元ジャンボ機パイロット

 1935年  ハルビン生まれ

 1946年  日本に帰国

 1958年  航空大学校を卒業し、パイロット訓練生としてJALに入社

 1959年  副操縦士

 1977年  機長

 1978年  日本航空機長会理事

 1982年  日本航空機長会会長(11年間務める)

 1995年  退職

 1980年~1990年 稲尾和久総監督と共に、毎年福建省を訪問してアモイ大学、福建師範大学の学生に野球を教え、JALの客室服務員や操縦士チームとの交流を行い、野球道具を寄贈する

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