新疆ウィグル自治区のボクシング界でアブレキム監督はだれでも知っている有名な人物です。彼は1994年からボクシング新疆ウィグル自治区代表チームの監督を勤め、既に14年になりました。
アブレキム監督はこの10数年の経験から独自のトレーニングを模索してきました。例えば、フットワークを鍛えるため、毎日、縄跳びのトレーニングをするよう選手たちに要求しています。また、前転、後転などのトレーニングも選手たちの日課となりました。これについてアブレキム監督は、「前転、後転などのトレーニングはこの種のスポーツにとって不可欠の訓練で、選手が身体をバランスよく動かす訓練です。例えば、打撃を受けても、すぐ対応して、攻撃を仕掛けるのはボクシング選手にとって非常に大事です」と述べました。
8月に開かれる北京五輪でアブレキム監督は教え子達の活躍に期待しています。「新疆の選手を代表し、より良い成績を残して欲しい」とアブレキム監督はこのように語りました。
北京五輪に先立って、アブレキム監督の指導を受けた選手たちはアメリカ、キルギスタンなど世界各地で頻繁に一流選手と対戦しています。アブレキム監督は「努力してこそ、チャンビオンになれる」と語っています。
|