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「死の海」と呼ばれてはいても、ロプノールには多くの野生動物が生息しています。メンバーのダシジオさんは
「そこには人間の跡はないが、熊や狼などが出没します。われわれの仕事の重要な一部は砂漠の中で泉を探し、更にその位置の座標を地図上に表示することです。一般的に言えば、動物の足跡が多い所には必ず泉があります。泉に近づく時、私たちは熊や狼から襲われるのを防ぐため、爆竹を鳴らしました」
測量チームのメンバーたちにとって、「死の海」の中のすべての命がとても貴重なものです。動物が人間の出す生活ゴミを食べて、中毒を起こしたりしないようにメンバー達は生活ゴミを必ず埋めたり、焼いたりしました。
2007年11月2日、測量チームのメンバー・梁華さんに長男誕生の知らせがありました。チームのメンバー達はみんな大喜びで、梁さんに祝福の言葉をかけしました。また、リーダーの鄧新安さんも梁さんに早く家に戻るように勧めました。しかし、梁華さんは測量活動を速く終わらせるため、みんなの好意をことわりました。
10月10日、測量チームの努力によって、ロプノールの測量活動は順調に終わらせました。測量結果は地元の気象や地理、水資源などを精確に把握するための科学的なデータを提供しました。
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