中国民航の現状 中国の民用航空には現在国内線、国際線を運行する航空会社が合わせて36社あり、ボーイング747を含む旅客機群を有し、内外の各大・中都市と連絡しています。
飛行機の予約 外国人旅客は国内便でも国際便でもいずれにせよ、事前に航空会社をチケット販売所で或いはその代理人を通して席を予約しなければなりません。すでに国内便或いは国際便の席を予約した旅客は、関係航空会社の規定に基づいてチケットを購入しなければなりません。もし、規定されている期限までにチケットを購入しなかった場合は、予約は取り消されてしまいます。
リコンファーム 連絡便或いは復路の座席予約をしている旅客がその経由地に72時間以上滞在する場合は、遅くとも利用航空便の離陸予定二日前の昼12時までにリコンファームを必要とします。そうしなければ予約した席は保留されません。すでに乗り継ぎ或いは復路の国際線の席を予約した旅客が搭乗地に72時間以上滞在する場合は、遅くとも利用航空便の離陸予定72時間前までに、予約した座席のリコンファームをしなければなりません。そうしないと予約した席は自動的にキャンセルされてしまいます。もし、乗り継ぎ或いは復路の搭乗地での滞在が72時間以内であればリコンファームの必要はありません。
搭乗 旅客は国内便に乗る場合、必ず規定時間の内に空港に到着しなければなりません。チェック・イン手続きの締切りは飛行機の離陸30分前です。国際便に乗る旅客は必ず規定時間内に指定空港に到着し、航空券、有効なパスポート、ビザ、旅行証明書などを提示してチェック・イン、出国などの手続きをしてください。
変更 国内線航空券購入後、搭乗航空機、搭乗月日の変更が必要な場合は、購入搭乗便離陸予定の二日前に変更申請を提出しなければならず、またその変更は1回に限られています。
荷物 国内線の大人用チケット或いは子供用チケットを持っている旅客は一人に付き一定限度量の荷物無料輸送のサービスを受けられます。ファーストクラスは30キロ、エコノミークラスは20キロ、携帯している身の回り品は5キロが限度となっています。国際線ではチケット価格と等級に応じて限度量が設定されており、全額チケットまたは半額チケットの旅客1人あたり荷物無料輸送限度はファーストクラス40キロ、ビジネスチケットは30キロ、エコノミークラス20キロとなっています。また許される範囲の身の回り携帯品はハンドバッグ一つ、オーバー、レインコート或いは旅行用毛布のいずれか一つ、ステッキ一本或いは傘一本、機内読書用本、小型カメラ一つ、小型望遠鏡一つ、幼児用食物(機内用のみ)、幼児用ゆりかご(一個)、身障者用の折りたたみ式車椅子または杖または義肢となっています。
鉄道 鉄道は中国交通輸送の中核であり、鉄道路線は八方に通じており、一部分の島と世界の屋根チベットのラサを除く全国の主要な観光都市ともれなく連絡しています。北京とピョンヤン、ウランバートル、モスクワ、ハノイ間には国際連絡輸送列車が往復しています。広州?深圳間には毎日香港羅湖の急行列車と連絡している急行列車があり、広州?九竜間には毎日直通急行列車が走っています。中国国内列車の切符は乗車券(普通車、一等車を含む)、急行券(急行と特別急行を含む)、寝台券(普通寝台車と一等寝台車を含む)の3種類です。
乗車券の列車指定 旅客は乗車券に指定された日時、列車番号、座席番号、寝台番号によって乗車することになります。もし、指定されている日時に当該列車に乗車できない場合は、有効期間内であれば乗車券、急行券の有効期間を延長せずに一回だけ繰り上げ出発または出発延期の手続きをすることができます。出発延期の手続きをするには、遅くとも列車出発後2時間を超過してはいけません。寝台券は変更手続きができません。
身の回り携帯品 乗車に際して、無料で携帯できる物品の重さは:大人20キロ、子供10キロ、外交人員35キロです。携帯品の長さと体積は綱棚の上或いは座席の下に置ける程度のもので、ほかの旅客の邪魔になっていけません。
市内交通 中国の一般的都市の市内交通手段は、自転車以外に公共交通機関としてタクシー、大衆用交通、三輪人力車があります。
タクシー タクシーには車の上に「TAXI」の標識がついており、窓ガラスには一キロあたりの爾後料金額が明示されており、タクシーメーターを使って料金を計算しています。
大衆用交通 大衆用交通の大部分はバスとミニバスで、大都市にはトロリーバスがあります。また、北京、上海には地下鉄が開通しています。
三輪人力車 三輪人力車は町並みを観光するのにとても便利です。しかし、価格が比較的高いので、乗る前に必ず運賃を明確にしておく必要があります。
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