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三星堆博物館
   2007-01-04 11:02:47    cri

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 三星堆博物館は、四川省広漢市の西郊外、省都の成都市から約40キロの三星堆遺跡北東部にある大型の現代的な歴史博物館です。

 遺跡の総面積は12平方キロ。四川省で発見された遺跡の中で最も広く、最も出土文物の分布年代が幅広く、最も文物が美しく、最も文化的価値が高い古城、古代文化遺跡です。1998年、国務院から「全国重点文物保護単位」に指定され、いまでは世界文化遺産にもリストアップされています。

 今から70年余り前、一人の農民が、溝を掘っていた時に偶然、美しい色をした玉を見つけたのがきっかけに、数千年も眠っていた古代王国が世に知られるようになりました。

 専門家は当時、璧、環(いずれも輪の形をした玉)などの珍しい文物400点以上を発掘し、それ以降、数十年の考古学発掘を経て、大きな成果を上げています。古城壁遺跡の確認、宮殿遺跡の発掘、数え切れない文物の出土なども重要ですが、特に、1986年に2つの殷(商)代の大型祭祀遺跡が発見され、千を超える貴重な文物が出土したことで、国内外から注目を集めました。

 三星堆博物館は、1992年8月に起工、1997年10月に竣工して、一般公開されました。敷地面積は20ヘクタール、メインホールの面積は7000平方メートルあります。博物館の外観は、地形、史跡、文物の造形芸術を結びつけ、原始的要素と現代の息吹を融合させています。ホールは現代的で、『古城古国古蜀文化陳列』をメーンテーマに、三星堆遺跡及び2つの大型祭祀遺跡から出土した陶器、玉器、骨器、金器、青銅器などの千点以上の貴重な文物を展示しています。

 『人民中国』より

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