曲阜は、中国古代で偉大な思想家、教育家、儒家思想の創始者である孔子の故郷。「東方のエルサレム」と呼ばれています。
曲阜のグルメは文化の伝統があり、孔子と関連しています。最も有名なのは孔府宴です。当時、孔子の家に重要な客を迎えた時や、爵位を世襲したり、祭日や誕生日、結婚式、告別式などにつくる高級料理です。最も高級なものは、皇帝や大臣を招待する「満漢宴」で、出される料理はなんと1196品。食べるだけで丸4日かかったそうです。孔府宴の料理は、主に揚げたり、焼いたり、炒めたり、蒸したりしたもの。有名な料理には神仙ダック、八仙過海閙羅漢(8人の仙人が海を渡ったという逸話に由来。鳥の胸肉を切って羅漢銭状にして、ナマコ、アワビ、鰾、エビなどを加えた)などがあります。曲阜の軽食は山東省の特色を持ち、孔府のおかしや、曲阜の煎餅(山東省名物のクレープに似た料理の一種)、薫製のお豆腐などが有名です。
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