普洱市（プーアル）は中国の西南部に位置し、かつて「茶馬古道」（中国の西南地区で馬の商隊が通った茶貿易のルート）における重要な宿場でした。特殊な地理環境のため、普洱市は高原に位置しながら独自の海洋性気候を備えており、都市の中心部100平方キロメートルの範囲の森林被覆率は80％にもなります。

　普洱市は美しい山河を有し、気候も過ごしやすく、「緑の海の真珠」と呼ばれ、「天然の酸素バー」だと賞賛されています。有名なプーアル茶の重要な産地であり、2011年前後からはコーヒーも重要な農作物となっています。

　普洱市には26の民族が暮らし、豊富な民族風情と多彩な民俗文化が形成されています。現在、普洱市は「世界の観光・リゾートの聖地」を目指しています。