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西昌

2013-08-01 16:36:02     cri    

 アジア地域最大の衛生発射基地がある西昌は「宇宙基地の城」として知られています。西昌は標高が丁度よく、大気中の浮遊物質も少ないため空気が澄んでいます。このため非常に月がきれいに見えることから「月城」とも呼ばれています。衛星発射基地と聞けば、人が少ない不毛な地を思い浮かべるかもしれませんが、西昌は美しい山河に囲まれた、暮らしやすい歴史ある名城で、「春の景色が溢れる町」という別名も持っています。

 邛海の水は透明度が高く、周辺に暮らす人々の生活を潤しています。このほか11メートルもの透明度を持つ泸沽湖でが今もなお「母系社会」の風習を守り多くの観光客を集めています。

 西昌は「自然とともに暮らす」という信念を持ち「グリーン」、「自然生態」、「循環」、「微炭」の4つをキーワードに経済を発展させています。

 "东方狂欢节"——西昌彝族火把节


 東洋のカーニバルーー西昌イぞくの松明祭り

 松明祭りとは、四川省涼山イぞくの方言で「都則(火を祭る)」と言い、イぞくの数多くの伝統的な祝日の中、内容がもっとも豊富で、場面がもっとも壮大で、参加する人がもっとも多い、民族特色がもっとも濃い盛大な祝日と数えられます。毎年松明祭りになると、イぞくのみんなは晴れ着を身にまとい、歌ったり踊ったりします。盛大な美人コンテストや衣装、競馬、レスリング、アーチェリー(弓術)の試合も行います。また、夜に松明をともしながらパレードして、思い切って喜びを表します。西昌イぞくの火祭りは奥深くて独特なイぞく文化に基づくものなので、古くからは「東洋のバレンタインデー」、「東洋のカーニバル」と呼ばれてきます。20世紀80年代以来、毎年盛夏ごろ、全国各地から大勢の観光客を迎えるようになります。国内における知名度が高くなるにともない、この松明祭りは海外でも名を馳せし始め、今はすでにイぞく文化をアピールする名ブランドとなってきます。

 

 邛海瀘山景勝地:中国西部のリゾート天国

 邛海瀘山景勝地は、中国の少数民族彝族が集まって住む四川省涼山彝族自治州の所在地である西昌市の南2キロの所に位置し、「航天城」「太陽城」「月城」などと称賛されている西昌市と相まって、国内においてもまれに見る山、湖、城などを持つ独特な自然景観と優美な住居環境となっています。

 この景勝地は邛海と瀘山からなっています。邛海は天然淡水湖で、飲用、灌漑、水産養殖、気候調整、旅行などとしての働きを持っています。瀘山は約2700ヘクタールの森林資源を有し、西昌の天然のグリーンベルトとされます。邛海瀘山景勝地は、標高が1510m、年平均気温が18度です。冬が暖かく夏が涼しく、四季を通じて春のごとく、通年太陽光が豊富で、空気も爽やかです。ここは、湖と山が美しく、民族の風情が満ち溢れ、また気候にも恵まれていることから、中国西部における最も魅力的な「避寒避暑の名所とバカンスの天国」であり、また居住と起業に適する最高の旅行目的地でもあると見られています。

 2006年11月にこの景勝地は国家4AAAA級観光地と指定され、涼山民族文化芸術センター、天喜草花博覧園、老海亭、涼山彝族奴隷社会博物館、月色情緒小町、邛海公園、観海湾特色小町、青龍寺、月湾、小漁村などといった観光スポットを建設しました。 
景勝地では相次いで、第一期観鳥島、第二期夢里水郷、第三期煙雨鷺洲、第四期西波鶴影邛海湿原が設立され、現在は第五期、第六期である環邛海湿原の設立を企画しています。この景勝地は中国の西南地区における重要な湿原生態システムと野生鳥類生息地の建設に取り組んでいると同時に、国家湿原公園と国際重要湿原として認定されることに努めています。

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