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2006年の流行語(三)
   2007-01-12 22:53:57    cri

 五つ目は(1)「創新」です。「技術の研究開発」の意味ですが、企業、特に(2)ハイテク産業が、国内だけではく、海外での競争力を高めることを目指して、「創新」を重んじるようになっています。これと関連して、海外からの人材を招いたり、留学生の帰国を引き付けるなど、優秀な人材の確保のためいろいろな優遇政策を打ち出しています。それに関連する言葉には、アイディアという意味の、(3)「創意」があります。この言葉をよく耳にするようになりました。「アイディア商品」は(4)「創意産品」と発音します。

 このほか、アニメやフラッシュなどが、文化産業の一環として、急速に発展しています。多くのテレビ局では、アニメのほか、フラッシュ専門の番組を設けるようになっています。中国では、この漫画やアニメ、フラッシュをまとめて(5)「動漫」という言葉を使い、新しい言葉となっています。自作の「動漫」をネットに載せる人も結構いるようです。このブームに応じるためか、「動漫」制作の学部が、中国の一流大学の清華大学や映画大学などに、設置されました。息子が「動漫」の番組が好きなので、私もたまには一緒に見ていますが、なかなかいい感じのものがあって、これからは映画やテレビドラマより、伸びていくのではないかと思っています。私個人としては、とても楽しみにしている分野です。

 最後になりますが、ここ二、三年、外来語が多く入っています。その中には、音訳されるものが多く、文字を見るだけではその意味がぜんぜん分からなくなっています。たとえば、(6)「脱口秀」は、何の音訳だか、見当がつきますか。「トークショー」です。もう一つ問題です。(7)「派対」はどう意味でしょうか。「パーティー」です。最後の一つです。(8)「粉糸」は何でしょうか。中国語の本来の意味は、日本語の「春雨」という意味ですが、最近は「ファン」という意味に使われるようになりました。

 

 

流行語
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