北京は、寒さも加わり(1)セーター姿が目立つようになりました。各住宅でも(2)暖房が供給され始めました。皆さんの所も、初冬の寒さを感じるようになったでしょうか。
さて、2008年北京オリンピックの(3)マスコットが決まりました。五種類のマスコットからなり、(4)「福の人形」という意味です。それぞれ(5)「BEIBEI」(6)「JINGJING」(7)「HUANHUAN」(8)「YINGYING」(9)「NINI」と名づけられ、頭文字を合わせると、(10)「ようこそ北京へ」という文になります。イメージとしては、「BEIBEI」は魚、「JINGJING」はパンダ、「HUANHUAN」は(11)オリンピックの聖火、「YINGYING」は(12)チベットカモシカ、「NINI」は(13)凧の燕で、大自然を代表しています。魚は深海、パンダは森の中、カモシカは広い草原、燕は高い空を象徴しています。五つもあるマスコットはオリンピックの歴史では始めてと言われているが、実は、五つという数字は、いくつかの意味も含まれています。オリンピックの五輪はもちろん、水、火、木、金、土(14)五行という中国の伝統文化と一致しています。それに、中国の民間には、五つの幸せが長寿をもたらすという意味の「五福捧寿」、五つの福がやってきたという意味の「五福臨門」、五人の息子が科挙に受かったという意味の「五子登科」など、縁起のいい言葉は少なくありません。それに、昔中国は、世界のことを五つの洲と言い、東西南北に真ん中を加える五つの方位があるとしていました。このほか、福人形だが、河南省やセっ江省には「福人形」という工芸品があり、お土産には、(15)福を送るという祝福の意味が含まれているため、よく使われるということです。さらに、これらマスコットには、28の民族文化的要素、青銅器時代の雲や火の模様、唐の時代のヘアスタイルなどが取り入れられています。
今、この五つのマスコット「福人形」は、すでに市販されているが、手を振ったり、飛んだり、おとなしく立ったりするこれらの「福の人形」を、買い揃えたいと思います。家に飾ってもいいし、お土産するときは福を贈ることになるので、最高だと思います。
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