中国外務省の秦剛報道官は25日北京での定例記者会見で、「国連反拷問委員会がこのほど発表した中国の『拷問禁止公約』の履行状況に関する報告内容は事実と異なるもので、中国は不満と反対の意を表明する」と述べました。
秦剛報道官は、「国連反拷問委員会が発表した報告は客観的かつ公正なものではない。一部の委員は中国に根強い偏見を持っており、人権保護や反拷問における中国政府の努力と成果を無視し、単に伝聞したものを報告書に加えた。例えば、チベット族やウィグル族など少数民族を抑圧したり、ラサ暴動事件で中国政府が武力行使や虐待を行ったりしたなどと中傷している」と述べた上で、「中国側はこのような報告を決して受け入れることはできない」と述べました。(翻訳:ooeiei)
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