中国外務省の姜瑜報道官は16日、北京で行われた定例記者会見で、「国連のパン・ギムン事務総長の招きに応じて、中国の温家宝首相は25日にアメリカのニューヨークで行われる国連ミレニアム開発目標に関するハイレベル会議と第63回国連総会の一般討論に参加する予定だ」と発表しました。

　国連ミレニアム開発目標は、国連の全ての加盟国が一致して採択したプロジェクトであり、1990年を基準にして、2015年までに全世界の貧困レベルを半減させることを目指しています。

　ここ数年、国際社会は、ミレニアム開発目標の関連プロジェクトで一定の進展を遂げましたが、2015年までにこの目標を実現させるのは難しいとされています。国連は25日にハイレベル会議を開き、ミレニアム開発目標に対する中間評価を行います。 （翻訳：洋）