アメリカ訪問中のイスラエルのオルメルト首相は、25日、イスラエルとパレスチナは近い将来、双方の紛争における「核心問題」で合意に達する可能性があると明らかにしました。
オルメルト首相はメディアに対し、イスラエルとパレスチナ双方は、今、重要な問題で見解がまとまりつつあり、「数ヶ月で結論が下される」と述べました。
ブッシュ大統領とオルメルト首相は24日、会談に先立って行われた記者会見で、「任期満了後もアメリカとイスラエル両国は引き続き中東和平のプロセスを推し進めるよう努力していく。イスラエルとパレスチナは最終的に和平協議で合意が達成できることを信じる」と表明しました。オルメルト首相はとりわけ、「パレスチナ国家を作り、イスラエルとパレスチナ両国の平和共存を実現することこそ、中東和平を実現する上で唯一の道だ」と強調しました。(翻訳:Yan、Ando)
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