中国共産党の機関紙・人民日報は19日、10年間にわたって行われてきた「孔子世家譜(孔子家系図)」の修訂が年内に完成し、出版されることを明らかにしました。今回の修訂の結果、孔子の子孫は前回より144万人増えて、200万人以上に達することが分かりました。
また今回の修訂では、健在である子孫の情報が「孔子世家譜」に追加されました。健在である子孫のうち、最も上の世代は「傳」の字輩を持つ第68代で、最も下の世代は「念」の字輩を持つ第83代です。字輩とは、氏族の中で決められている世代を表す文字のことで、名前に取り入れられます。
また、父方の祖父母と母方の祖父母が同世代、双方の兄弟姉妹が同世代などと考えられ、世代間の上下関係は厳格化されています。
「孔子世家譜」は2500年以上の歴史を持ち、ギネス・ブックにも「世界で最も長い家系図」と認定されています。前回の1937年修訂時には、健在する子孫は56万人と記録されていました。(翻訳:KH)
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