国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会国際貿易統合局のロサレス局長はこのほど、記者のインタビューに答えた際、「中国の胡錦涛国家主席がAPEC・アジア太平洋経済協力会議非公式首脳会議に出席し、ラテンアメリカの3カ国を訪問するのは、中国とラテンアメリカとの経済貿易協力を促進し、双方の関係を新しいステップに推し進めていく」と述べました。

　また、ロサレス局長は「ペルーの首都リマで開催されるAPECは重要な意義を持っている。会議で達成した共通認識はアジア太平洋地域の経済発展にも指導的な影響を与える。現在、最も重要な新興国の一つとして、中国が今回の会議では世界の金融危機や地域経済の一体化などの問題について発表した見方と考えは注目を集めている」と述べました。

　ロサレス局長は「中国とコスタリカは現在、自由貿易協定に関する交渉について積極的に討議している。中国とペルーの自由貿易協定の交渉は順調に進んでいる。これらは、中国とラテンアメリカ諸国がAPECの枠組み内で協力を強化していくことを示している。」と語りました。（翻訳：katsu　チェック：吉田）