イラク内閣は16日、アメリカ軍のイラク駐留協定草案を可決し、議会の審議に付しました。アメリカ国家安全委員会のジョンドロエ報道官はこの日、「イラク内閣がこの草案を可決したことは、重要かつ積極的なことだ」と評価しました。
協定に基づき、イラク駐留アメリカ軍は来年6月30日までに、イラクの都市や農村から撤退し、基地に戻ります。また、2011年12月31日までにイラクから撤退するということです。そのほか、アメリカ軍がイラク駐留期間中、イラクの領土を利用して隣国を攻撃しないことや、アメリカ軍の税免除の問題でイラク側により大きな権力を与えることを約束しました。(11/17 翻訳者:琳 チェッカー:大澤)
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