四川大地震で大きな被害を受けた陝西省南西部の略陽県では大規模な住宅再建工事が進められています。
県政府によりますと、中心部にある建築1173棟のうち、地震により倒壊もしくは一文損壊した建物は1102棟に達し、周辺の農村部では7738戸の家屋が倒壊し、大きく損壊した家屋は2万戸を超えました。
現在、農村部で再建が完了した住宅は4623戸にのぼり、そのうち、1096戸は移転が行なわれています。
県政府は「冬が訪れる前までに、すべての避難住民が再建した住宅に移転できるようにしたい」という目標を立てています。
(ジョウ)
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