第2回中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)社会発展・貧困撲滅フォーラムが5日、広西チワン族自治区の区都・南寧市で開幕しました。
中国とASEANは国際的な食糧価格の市場変動に共同で対応していくことにしています。
国連世界食糧計画中国事務所のアンシア・ウェッブ代表は「食糧価格危機に対応するため、関係各国は食糧と現金の直接援助、市場の安定と農民の研修、農業生産の促進と食糧安全保障の拡大、この3つの体制を早急に確立しなければならない」と指摘しました。
中国科学院の仇煥広副研究員は「食糧価格の過度な上昇を抑制し、国の食糧の安全保障にとって最も根本できな方法となるのは、農業への投資を改善することである。これは中国とASEANにとっては非常に重要だ」との考えを示しました。(ジョウ)
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