中国湖北省襄樊市第一人民病院感染弁公室はこのほど、携帯電話の細菌による感染状況について、プッシュ・ボタンと送話口を中心に108台の携帯に対する調査を行いました。
調査の結果、10種類240株の細菌が検出されました。そのうち39株は病原性黄色ブドウ球菌で、平均して、1平方ミリに12万個の細菌が存在しており、これはドアの取っ手やトイレの便座よりも汚れているということを意味します。
携帯電話を使うと、電池が熱を持つので、細菌が繁殖しやすくなります。しかも、黄色ブドウ球菌は、肺炎や呼吸器疾患となる可能性があります。予防するため、周に一回消毒用アルコールでボタンなど携帯電話の外側を軽く拭いたほうがよいということです。(翻訳:トウエンカ)
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