ST銘柄(2年連続で赤字もしくは一株あたりの純資産が1元を割った銘柄)の「S*ST聖方」を除き、10月31日までに、深セン証券取引所のメインボードに上場した487社は、1月から9月までの業績レポートを発表しました。
レポートによりますと、これらの企業の総売上げは1兆4127億元で、昨年同期に比べ19.87%上昇し、純利益は801億元で、昨年同期に比べ3.38%伸びたということです。世界金融危機や国内の自然災害の影響を受け、成長が鈍化したことが分かりました。
この中、売り上げが倍増した会社が21社で、前年同期比50%以上の伸びを実現した会社が64社となっています。
深セン証券取引所の関係者によりますと、今年に入ってから、マクロ経済情勢の変動、及び政府の政策調整の影響を受け、上場企業の業績に大きな開きが見られました。電力、ガス、水道と言った公共事業、建築、交通輸送、倉庫などの業種はエネルギーや原材料価格の上昇で生産コストが上がり、純利益に大きな落ち込みが見られたということです。(Yan)
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