中国工商銀行ニューヨーク支店が15日、正式に営業を開始しました。その式典で、中国工商銀行の姜建清総裁は「ニューヨーク支店は顧客を第一主義という経営理念を持ち、アメリカの監視管理規則に基づいてリスク管理と内部統制を行い、中国とアメリカの経済交流と貿易活動を積極的に支援していく」と述べました。

　ニューヨーク支店は中国工商銀行がアメリカで開業する初の支店です。主に、大口預金や貸付、貿易融資、ドル決算などの業務を行います。また、中国工商銀行は中国最大の商業銀行として、2008年の上半期、納税後の利益額は95億ドルに達し、世界で利益高がもっとも高い銀行となりました。6月末までに、工商銀行は世界15ヶ国と地区で支店を設置し、122ヶ国と地区の1360行の銀行と代理関係を結びました。（翻訳：董）