中国工商銀行モスクワ支店がロシアの首都モスクワに設立され、7日に開業式が行われて、中国工商銀行モスクワ株式公司が正式に発足した。同公司の登録資本金は10億ルーブル(約46億円、約4千万ドル)で、中国系銀行のロシアにおける投資としては過去最大規模のものだ。同公司の設立は、工商銀行のロシア市場進出が本格的に始まったことを示している。
開業式はロシアにおける「中国年」の閉幕式の日と重なったため、ロシアを公式訪問中の国務院の呉儀副総理とロシアのルツコイ副首相がともに出席した。
工商銀行の姜建清董事長(会長)によると、工商銀行は上場後、改革発展路線が新しい歴史的段階に突入し、国際化経営戦略が重要戦略の一つになった。現在は海外機関の資産と利益が占める割合はまだ低く3%ほどに過ぎない。長期的に考えると、海外での収益が10%に達することが望ましいという。(編集KS)
「人民網日本語版」より
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