朝鮮外務省の報道官は12日、朝鮮中央通信を通じて談話を発表し、「朝鮮はニョンビョン核施設の無能力化作業を継続すると共に、アメリカとIAEA・国際原子力機関の要員がニョンビョンでの活動の継続を許可する」と述べました。
談話によると、報道官は、「アメリカと今月1日から3日間にわたり、ピョンヤンで、有意義な会談を行った。いかにして障害を解消するか、6ヵ国協議が2007年10月3日に合意した政治面での保証の履行などについて話し合い、一連の合意を達した」とした上で、アメリカが朝鮮に対して「敵国貿易法」の中止についで、テロ支援国家の指定を解除したことに歓迎の意を示しました。
また、報道官は、「アメリカは政治的な保証を履行した。同時に、両国は、核の無能力化段階の状況に応じた、公正な検証システムについて合意した」とし、すべて履行されれば、無能力化の検証で協力するという朝鮮の姿勢を表しました。
(朱丹陽)
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