G20・20カ国の財政相・中央銀行総裁の特別会議が11日、ワシントンで開かれ、声明を発表しました。
声明は、「一つの国が他の国の利益や金融システムの安定を損なう行動を取ることを避けるため、各加盟国は、金融危機の解決を目指して密接な交流を保つことで合意した。このほか、各加盟国が協力関係を強化し、国際金融市場の運営を改善しなければならない」としています。
また、同日、フランスのサルコジ大統領は、フランスを訪問中のドイツのメルケル首相と会談し、「EU・欧州連合加盟国、関連の国際会議を開き、世界の主な国と協調していきたい」というフランスの考えを示しました。
これに対して、メルケル首相は、「欧州各国が金融危機に対応する際、協調した措置を取らなければならない」と強調しました。(朱丹陽)
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