フランス大統領府は2日、「フランス、ドイツ、イギリス、イタリアの4カ国の指導者は、4日パリで首脳会議を開き、当面の金融危機への対応策を協議する」との声明を発表しました。
声明は、「欧州委員会のバローゾ委員長、ユーログループのユンケル議長、欧州中央銀行のトリシェ総裁も今回の会議に出席する。会議の目的は各国が協調して金融危機に対応し、欧州金融システムをできるだけ早く正常に回復することにある」と述べています。
ここ数日、アメリカの金融危機が欧州の大手銀行に影響を及ぼし、EU加盟国の数カ国が資金注入を行っています。このため、フランスのサルコジ大統領が9月29日に今回の会議を開催する提案をしたということです。(翻訳:玉華)
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