アメリカのブッシュ政権が提出した7000億ドルを投入する金融安定化法案が議会下院で否決されたほか、アメリカ第4大商業銀行ワコビア銀行が買収され、ヨーロッパの2大金融機関が国有化されたニュースが広がったことにより、投資家の自信が挫かれました。29日、アメリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アフリカなどの主要な株式市場の株価は大幅に下落しました。
ニューヨーク株式市場では、29日、平均株価の終値が1万365ドル45セントで、前日より777ドル68セント下落し、2001年、同時多発テロ事件のときの684ドルを抜いて、過去最大の下げ幅となりました。(翻訳:李軼豪)
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