5月に大地震に見舞われた四川省各地で豪雨が発生し、被害が拡大していることを受けて、中国国家防災委員会と民政省は24日午前、自然災害対策の緊急度に合わせて設定している対応レベルを「4」から「3」に引き上げ、救援活動を急いでいます。
今月23日から24日にかけ、5月に地震の被害を受けた四川省の成都や綿陽、徳陽などで豪雨が発生し、24日午後2時までの統計では、106万7000人以上が被災し、8人が死亡、38人が行方不明となりました。また家屋4861棟が倒壊し、1万8446棟が損壊したということです。
これを受けて四川省政府は直ちに緊急対策を取り、被災者の救助や食品、衣類、テントなどの調達を急いでいるということです。(翻訳:鵬)
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