第63回国連総会の一般討論が23日、国連本部で始まりました。潘基文(パン・ギムン)事務総長は、冒頭演説で、気候変動や、エネルギー危機、極端な貧困、地域衝突などに対して、各国が積極的に行動して協力し、ミレニアム開発目標を実現するよう呼びかけました。
また、潘基文事務総長は、「人権、平和と安全、開発は国連活動の3本柱だ」と強調し、「世界的に食糧と原油が高騰し金融危機が生まれていることにより、世界各国は厳しい発展の危機に直面している。二日後に開かれるミレニアム開発目標に関する会議は、今後の世界の発展に重要な影響を与えるだろう」と語りました。
さらに、潘基文事務総長は、国連自身の発展について、様々な困難と課題に対応するため、より効率的かつ柔軟に行動することを求めました。(翻訳:李軼豪)
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