中国共産党北京市委員会、北京市人民政府、北京五輪組織委員会は17日、共同で「全市民に感謝する書簡」を発表しました。これは2006年の中国アフリカフォーラム開催後、北京市政府が市民に携帯メールを送って以来、初めて書簡の形式で北京市民全員に感謝を表明したものです。
この書簡は、「世界の注目を集めた2008年北京五輪と北京パラリンピックが成功裏に閉幕した。中国共産党北京市委員会、市政府、北京五輪組織委員会は全市民に心から感謝し、敬意を表す。
オリンピック開催は中華民族にとって100年来の希望であり、中国共産党中央と全国人民がわれわれに与えた光栄な任務でもあった。およそ7年間にわたる準備の中で、全市民が党中央や国務院の正確な指導と全国民の支援の下で、最大の熱情と努力を通じて、確約したことを履行し、グリーンオリンピック、ハイテクオリンピック、ヒューマンオリンピックという3大理念を実践し、国際社会から高い評価を受けた。全市民による共同の努力によって、開催期間中、競技場には友好な雰囲気が満ち溢れ、環境が清潔で、交通状況はよく、サービスは周到なものだった。全市民は汗を流し、心血を注いで北京五輪とパラリンピックに一里塚を立てた。また、両腕と知恵によって中華民族の百年の夢を実現し、情熱と努力で首都の良好なイメージを確立した。開催の勝利と成功は全市民に属する。われわれは全市民に心から感謝し、首都の住民を誇りとしている。
北京五輪と北京パラリンピックは首都に豊かな遺産と貴重な財産を残した。われわれは五輪スタジアムと施設を十分に役立てて、多くの人々にオリンピックがもたらした成果をより享受してもらい、人々の体力を向上させていく。そして、五輪期間中のように清浄な大気や交通の順調さ、都市の文明を保っていく。さらに、市民生活の問題を解決し、生活レベルを向上させ、社会の調和を促進していく」と述べています。(翻訳:董)
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